皆様、お元気ですか?
桜も終わり、気持ちの良い季節が始まりました。今年こそ当医院で行っている審美治療で美しさをアップしてみませんか?
その中でも気軽に始められるホワイトニングをご紹介します。
皆さま、歯のホワイトニングはどういうものかご存知ですか?
巷ではホワイトニングサロンや、セルフホワイトニングなど歯科医院ではないお気軽にはじめられる場所があります。
そこで行うホワイトニングとはほとんどが歯のクリーニングで汚れを落とし、ポリリン酸という薬剤を用いて歯の表面をつるつるに磨き上げ、歯の本来の色と輝きを取り戻すという手法、車の洗車に例えると車のボディの洗浄とワックスがけ、コーティングで歯を輝かせるもので、もともとの色や明るさが気に入れば問題ありません。しかし元の色以上に明るくすることはできません。あくまで表面の処理だからです。
歯のホワイトニングも全く同様です。
歯科クリニックで行わないホワイトニングとはこのように歯の表面の汚れを落とし、ワックスがけと表面のコーティングをすることが中心で、歯を漂白するわけではありません。
使えるのは低濃度の薬剤なので浅い表面までしか効果を及ぼせません。
高濃度の薬剤を扱えるのは免許を持った歯科医師のいる歯科医院だけなのです。
では、歯科医院のホワイトニングとはどういったものでしょうか。
歯科医院でのホワイトニングは歯の一番外側のエナメル質という人間の体で最も固い組織を特殊な薬剤を用いて漂白(ブリーチング)することです。そのエナメル質はエナメル小柱という構造物でできていて、約800万本~1200万本の柱で構成されています。その柱の中と柱の隙間に薬剤を浸透させて、着色物質や汚れ等を分解・漂白(ブリーチング)を行い歯を白くするのが本来のホワイトニングです。
そのやり方は大きく2つに分けられます。
1つはクリニックの中で行うオフィスホワイトニングです。
こちらは薬剤をクリニック側で歯に塗布して光をあてて歯を漂白(ブリーチング)します。
これは主に過酸化水素を用います。
薬剤はいろんなメーカーから様々なものが販売されておりますが、大切なのは薬剤の濃度と光照射器です。
薬剤は濃度が低いとあまり効果は出ません。特に日本のメーカーではあまり濃度が高いものが販売されておりませんので満足のいく効果が得ずらいです。調べたところ20%前後が標準となっているようです。
これに対し、当院で使用している薬剤は輸入品で37.5%の濃度となっております。
アメリカではもっと高濃度の物も使用されているのですが、日本人よりエナメル質の厚みがあるので大丈夫なようです。
濃度が高く心配に思われるかもしれませんが、しっかり対策してますのであとでお知らせします。
もう一つ重要なのは、光照射器の可視光線の波長で、これが薬剤に合っていないと最適な効果が出せません。
日本のメーカーでよく使われているものはこれが微妙にずれているようです。
当医院ではこれがばっちり合ったものをご用意しております。
一般的なクリニックでの光照射時間は15~20分程度を2~3回照射するようです。低濃度の薬剤を使ったり、使用する照射器によっては1回30分以上照射する場合もあるようです。
当クリニックではしっかりと効果を出せる濃度の薬剤を使用し、最適な光の波長を出す照射器を使用することでなんと5分✕2回、たった10分で照射が完了します。
しかもこの照射器はいろんな光のモードがありBlue,Red,Blue&Red,Blue&Purpleの4つのモードを選択できます。
Modeのご紹介
Blue
殺菌効果あり、ニキビの殺菌など
Red
-
コラーゲン生成
-
光歯周治療
-
抗炎症効果
-
エイジングケア
Blue&Red
エイジングケア
Blue&Purple
ホワイトニング最適波長域
これらを使い分けて使用しています。
さらに、施術によるダメージを受けることを避けるため当院独自の対策をしております。
当院ではオーラルリバイバーという幹細胞培養上清液と高浸透還元イオン水を配合したジェルを術前術後に歯に塗布することででしみるのを軽減し、ホワイトニング照射器の光(紫外線)を当てているので日焼けによるリップの乾燥・荒れを防ぐためのリップパックをしてコラーゲン生成効果がある赤い波長域のライトを照射します。
ちなみにこのRedモードはお肌に優しく頭の増毛効果もあるようなので、気になる方はお試しになってください!
このように当院でのオフィスホワイトニングはメリットが多く、安全に行えるのでご安心ください。
次にホームホワイトニングです。
ホームホワイトニングは歯型をとり、お口に合ったマウスピース型のトレーを作り、ご自分でトレーの中に薬剤を入れて好きな時に装着してもらうお手軽なホワイトニングです。
どこまで白くしていくかは患者さんの頑張りによります。
薬剤を歯に浸透させていくのはオフィスホワイトニングと共通です。
使う薬剤はオフィスホワイトニングの過酸化水素に対し、ホームホワイトニングでは過酸化尿素を使います。
オフィスホワイトニングよりも低濃度ですが、過酸化水素よりもゆっくりと作用するのでオフィスホワイトニングよりもしみにくいのが特徴です。
これもいろいろな薬剤が出ていますが、効果は薬剤の濃度と浸透時間によります。
当医院の標準の基準はエナメル小柱の深部まで薬剤が浸透するまで、16%の薬剤で180時間必要です。
寝ている間つけてもらうとすると1日6時間として6×30=180、約30日間トレーをつけてもらうと達成できます。
どうしても歯がしみやすいという人に対しては濃度を抑えた11%の薬剤もご用意しております。ただし、ホワイトニング期間は濃度が低い分浸透に時間がかかるので長くなります。
このようにホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類あり、それぞれのメリット&デメリットをまとめますと
オフィスホワイトニング
メリット
-
施術したその場で自分の歯の色が1~2段階白くなったことが実感できてホワイトニングへの意欲が上がる
デメリット
- クリニック専用の濃度の高い薬剤を使用するので人によってはしみることがある
- 色の戻りが早い
- MAXな白さを求めることが出来ない
ホームホワイトニング
メリット
- 濃度の低いホーム専用の薬剤を使用するのでしみる症状が比較的少ない
- 頑張れば個々の求める白さがMAXまで到達しやすい
- 白さの持続時間が長い
デメリット
- ゆっくり、じっくり時間をかけて就寝時にトレーをはめて行うので一定期間は継続と努力が必要
- 途中であきらめると効果が半減する
これら両方の良いとこどり!それが当院で行っているデュアルホワイトニングです。
会員価格税込み¥22,000円で実施しています。しかも通常価格¥8,800円のオーラルリバイバーが1本付属していますのでとってもお得です。
また、ホワイトニング中は歯へ着色しやすい飲食は厳禁(赤ワインやカレーなど)でいわゆる食事制限がありますが、当院はオーラルリバイバーを使用して着色を浮かせて落とすことで食事制限をなくしております。
もう一つ後戻りの問題があります。
ホワイトニング後は何もしなければだんだん元の自分の歯の色に戻ってしまい、3か月経過すると1~2段階色のシェードが下がり、半年も放置するとほぼホワイトニング前の状態に戻ってしまいます。
当院では会員様には保険で定期検診を受けてもらっているのを条件に追加のホームホワイトニングの薬剤を無料でお渡ししているので、後戻り対策にも対応しています。
そしてもっと白くしたい方、後戻りが気になる方に追加のオフィスホワイトニングもお得な会員価格で提供しているのでご利用ください。
ただいま公式ラインにて期間限定でオフィスホワイトニングのキャンペーンをしています。どうぞご覧になってください。
最後に当医院でホワイトニングを行った患者様の一例をお見せします。ホワイトニング終了後も定期検診を続け後戻りを防ぐ対策をしている実例です。
術前
術後1か月後
術後3か月後
術後10か月後
術後23か月後
どうですか?後戻りせず白さが保たれておりますね。
当症例の説明
治療内容
歯の色と明るさが気になりホワイトニングを希望。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングでホワイトニングを行いました
治療期間
30日・2回
その後メンテナンスとして3か月に1度来院しクリーニングを行いました
費用
22,000円(オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング含む)
※自由診療となります
リスク・副作用
知覚過敏、歯肉の熱間、粘膜の潰瘍、歯の痛み